レーダー探知機をLEI03+に替えたのと同時に、実は無線LAN機能付SDカードも購入してました。これ思った以上の使い勝手で、もうこれ無しでは生きていけなくなりました。
データ更新が楽になるSDカードだが
ユピテルのレーダー探知機はオービスや取締情報データをMyユピテルからダウンロードしてSDカードでアップデートできるんですが、これを無線LAN経由で直接レーダー探知機から実行してしまおうというのが、この「無線LAN機能付SDカードOP-WLSD08」です。
毎月のデータ更新も結構忘れがちだし、SDカードを本体から抜いて、データを保存して、再度挿してアップデート・・・とかぶっちゃけ面倒くさい。でもね、じゃあそのためにこのOP-WLSD08買いますか?って言われると、ちょっと微妙。言うほどの手間ではないんですよねー。
そんな訳で興味はありつつ、購入に至っていなかったOP-WLSD08ですが、丁度LEI03+を買ったことだし、ちょっとポイントも余ってるし・・・って感じで、軽い気持ちで購入してしまいました。ホント軽い気持ちで。
でもね、もうこれ一度使ったら戻れないです。はい。
見た目はSDカード
見た目はもちろんSDカードです。
申込時に機種名を申告する必要があり、機種変更時はSDカードの書き換えが必要になります。
おそらくダウンロードデータの識別とかしてるんだろうな、と思っています。その他、このSDカード自体には一切細かな説明はありません。基本的には各レーダー探知機のマニュアルに使い方が書いてありますので、サポートサイトからダウンロードしてみると、どんなことができるか分かると思います。なお、最後の「08」はきっと8GBというSDカード容量ですね。
Wifi設定
レーダー探知機本体にOP-WLSD08を入れて起動すると、初回でまずは保存されているデータで最新化されますが、それ以外は何も変わったことは起こりません。ただ、レーダー探知機の設定メニューの「WLAN」の項目が有効化されてます。
Wifiの設定は普通にSSID、パスワードを入力すれば使えるようになります。これは特に変わったことはないので省略します。
車内で使うことを前提とするなら、普通にスマホのテザリングWifiを設定しておけば十分です。
データ更新
ここから本番です。まずはMyユピテルのアカウント情報(ユーザー名、パスワード)を入力して、データダウンロードを自動で行えるようにします。
ログインテストでOKになればダウンロード可能です。ポイントとして、ちゃんと該当アカウントで該当機種のデータがダウンロードできるように、事前にMyユピテルの登録情報を更新したりしておかないといけません。気をつけましょう(※機種変更もできるからね、追加しなくても大丈夫だからね・・・)。
メニューからダウンロードするデータを選んで個別にもダウンロードできるし、自動ダウンロードする対象を指定しておくことも可能です。
ダウンロード後に、通常のデータ更新が走ります。
ダウンロードできるデータが実はいろいろあります。
こんな感じで、通常のオービスデータだけじゃなくて、リアルタイム配信データとか、適時ダウンロードできるんです。ただ、これってユーザー投稿情報ってことで、どこまで意味あるかは微妙ですが、とにかくいろいろダウンロードできます。
ぶっちゃけ、これ使ってみるまでは、データ更新なんて別に月に一回だしSDカードにダウンロードすれば良いやって思ってたんですが、使ってみたらもうこれ手放せないです。テザリングON状態で車に乗り込むだけで、勝手にデータがダウンロードされるんです。実際使ってみないとこの良さは分からないかも。
Googleカレンダー連携
こちらが真骨頂。Googleカレンダー連携で、月間記録をネットにアップロードすることができます。
まずは、連携させるGoogleアカウントとカレンダーを設定するんですが、レーダー探知機本体は通常のパスワード認証でログインしてくるため、アカウントの認証設定を若干緩めないといけません。
そこで、普段自分が使っているGoogleアカウントとは別に、「霧島レイ」アカウントを作って、これに連携させることにしました。
こちらのアカウントで専用カレンダーを作って、これを普段使っている自分のアカウントから見えるように「共有」をかけることで、安全にカレンダーを参照できるようになります。
さて、こうして作ったアカウント情報とカレンダー情報をレーダー探知機に設定するのですが・・・
カレンダーID入力、どうしてマスクにした(苦笑)。もう、正しく入力できているのかさっぱりわからないという。
やってやったぜ(笑)。これもうちょっとなんかスマートに設定できないかなぁ。
ただ、ここまでの設定ではまだGoogleカレンダーにデータ連携してくれません。はい、そもそもの月間記録が有効になっていないとダメなんですよ。
私これで1日悩みましたよ・・・。システム設定のODB関連にあります。
さて、これを有効化すると何が起きるかというと、Googleカレンダーに走行記録が自動的にアップデート(手動も可能)されるようになります。
こんな感じで、走行していた(エンジンがかかっていた)時間と走行距離と燃費、そして停止地点の位置情報がイベントとして記録されていきます。
地点情報はこんな感じ。走行ログが残るわけではありませんが、どこに停車したか、燃費や走行距離の概要が見れるのはそれだけでとても便利です。しかもこれすべて自動なんですよ。テザリングON状態で車に乗り込むだけで、勝手にデータがアップロードされるんです。ドライブ記録を振り返るのに、とても便利です。
データ更新だけじゃないSDカード
以上、無線LAN機能付SDカードOP-WLSD08の使い勝手についてのご紹介でした。手に入れるまでは、たかがWifi接続と思っていましたが、実際ネットに繋いでみると、ただ繋がるだけじゃない使い方の変化を感じる面白いソリューションになってるなぁと感じました。Googleカレンダー連携、便利すぎます。てゆっか走行ログもアップロードしてほしいなぁ。
この使い勝手は是非多くのユーザーさんに体験してみてほしいです。
ただネットにつながって、ただデータがダウンロードされて、ただGoogleカレンダーに連携されるだけなんです。でも、今までつながっていなかったモノが繋がるっていうだけでも、こんなに世界が変わるんだ・・・という新しさを感じました。これがIoTだ!とかは言いませんが、ただ繋がるだけでも新しい価値が見えてくるっていうのを実体験として見て、とにかく繋いでみるってのは大事なんだなぁと思いました。
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