地デジサーバーのHDDが壊れたので、換装用HDDを買った

コンピューター

というわけで、HDDはかろうじて復活したわけですが、今の状態では不安なので、構成変更に向けてHDDを購入してきました。3TBのWD WD30EZRX。1TBプラッタモデルです。

さすがにもうWDのHDDはやめよう・・・と、思ってたんですが、結局値段に惹かれてWD30EZRXにしました。WD Greenは安いからね。でもマジ良く壊れるというか、エラーセクタを吐いてくれます。そもそも24時間稼働するような用途は想定していないところ、サーバー的な使い方しているので、仕方がない。使い方合ってないのは分かっています。

そういえばWD Redという高信頼モデルもありました。値段差は10%程度。この程度で信頼性上がるなら、Redにしようかな、とも思ったのですが、結局Greenにしています。理由は、結局「HDDなんて消耗品」と割り切ったからです。

実際、母艦サーバーのデータ領域のHDDはすべてWD Greenです。boot領域はSSDにしています。過去、RAID構成をRAID2→RAID5→RAID6とマイグレートしながら増設し、かつ、故障して交換したりもしており、2TBのEARSとEARXが混在している状態です。つまり、2台までは壊れてもデータは飛びませんし、故障時は、オンラインとまでは行きませんが、HDDの交換、再構成は何度か経験があります。比較的安定したデータ領域になっている。

つまり、壊れることを前提に考えれば、多少の信頼性はリスクとして許容できると考えたわけです。地デジサーバーのストレージ領域を冗長化してしまえばいい。そう考えた時、Redを採用するメリットがグッと弱くなってしまったと。

ただ、そのときはRedのスペック差異まではきちんと見てなかったので、今から思うと、これは失敗だったのかな、と思ってます(苦笑)。MTBFがGreenとRedで3倍違う。今の価格差なら、圧倒的にRedのほうがコストメリットあります。ただ、個人的には、このMTBF時間ってあまり当てにならないかな、とも思っています。というのも、私の体感的には、「Greenは2万時間超えると突然故障率上がる」という感じです。でも、結局1年は365日で8760時間しかありませんので、2万時間で概ね2年半。環境更新したくなるタイミングじゃないのかね、と考えると、2万時間で壊れてくれるのは、むしろ都合が良かったり・・・。

さて。次に容量です。現在、地デジサーバーは1TB+1.5TBで、概ね2.5TBの容量を持っている。これだけあると、シーズン切れ目の録画ラッシュでも、比較的バッファになり得る容量になっています。そこで、最低でも2TBかそれ以上の領域が欲しいわけで。

現在、市場で手に入るPC用HDDのサイズは、最大で6TBです。もちろん、新しいものは値段も高いわけです。私の一応のポリシーとして、新しいHDDを購入するときは、「バイト単価が一番安い容量を選ぶ」ことにしています。そこで価格調査してみました。

今日時点のkakaku.comの価格などを見ると、6TBモデルはまだ流通量が少ないため別として、4TBと2TBのモデルは概ね1TBあたり4000円程度の値段になっています。3TBモデルだけが、何故か3000円台前半(1万円で3TBが買える、というパターン)になっています。つまり、3TBという容量が、要件としても価格としてもベストセレクトになっていました。

というわけで、WD30EZRXを2台購入して、HDD換装に備えて準備万端、というところで、今日は終了しました。なんせ22:00から録画ラッシュだし。

今の検討ポイントは、今動いているままのCentOS5環境をそのままRAID化して移すか、それとも、CentOS6にして、データだけ移行する形で環境を作りなおすか。CentOS6(というか、rhel6かな)はとにかく完成度高いOSになってるので、バージョン上げたいんですけど、作業にかかる時間が読めないのが不安要素です。

とにかく、しばらく、もうしばらく、壊れないで動いて欲しい、と、祈っている状況です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました