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iPhone 7 Plusでガラスフィルムが浮くのはガラスフィルムの問題かもと思った話

time 2016/10/02

iPhone 6以降、液晶が曲面になったことで、ガラスフィルムのサイジングが非常に微妙な状態になっているiPhoneですが、実は今回僕もiPhone 7 Plusで、ガラスフィルムの端が浮く事象に当たり、いろいろ調べてみたところ、これはガラスフィルムの微妙な作りの差に原因がありそうな気がしてきました。以下、根拠と今後の対応について。

iPhone 7 Plusガラスフィルム事件

さて、先日、ガラスフィルムを貼ったiPhone 7 Plusですが、なぜか周囲が浮いています。

写真じゃ分かりづらいんですが、上も横も、端が1mm弱程度、浮いていると。

iPhone 7 Plusに強化ガラスフィルムを貼った。なんだか周辺が浮いてる・・・

気持ち悪い。原因はなんだろう。もしかして、iPhone本体の歪みだったら嫌だなあ、と思いつつ、いろいろ調べてみました。

まずは、このフィルムは２枚セットだったので、製品個体の問題を疑い、２枚目に張り替えてみました。１枚目より確実に位置決めから貼り付けまで完璧にこなしたんですが・・・これが完全に１枚目と同じ状態になりました。周囲の浮き加減まで全く一緒。これはやっぱり本体か・・・と思いつつ、調査継続。

Amazonのレビューなど見ると、バッチリって人と、浮いてる、って人が居る。バッチリ、って言って写真貼ってる人もいますが、写真よく見ると、私的には「浮いてる」状態のものもあって（苦笑）、え”、ってなったりしましたが、同じ製品でも、いろいろです。いろいろ、っていうか、Amazonのレビューには罠があって、自分でレビュー上げたことがある人なら分かると思いますが、同じカテゴリの製品や、バージョン・アップされた製品等のレビューは、過去の同じカテゴリ（商品）のレビューに上書き・更新されていくようになっています。つまり、ズバリその商品のレビューではないものも混在しているという。

その辺を加味して見ても、やっぱり、浮いてるって人と浮いてないって人が一定数居るのは間違いないらしいということが分かりました。なんでこんなことになってるんだ？というのが、第二段階。

現時点の、仮説

そして、最後、謎が溶けたキッカケは、iPhone 6 Plus。

このiPhone 6 Plus、Ankerのガラスフィルムを付けていたんですが、こちらは全く浮きが無かったんです（いや、ほんのちょっと浮きはあったけど、それは位置の微妙なズレで説明が付くもののです）。

iPhone 6 PlusのガラスフィルムをAnker GlassGuardに変更

下取りに出すために、このiPhone 6 Plusのガラスフィルムを剥がすことになり、気になったので、iPhone 7 Plusの、剥がした１枚目のガラスフィルムとよーく比較してみました。

結果、分かったことと。なんとAnkerのGlassGuardは、ガラス周囲がホンのわずかに、曲面状になっており、これによって、周辺に隙間ができにくくなっていたんです。対するiPhone 7 Plus用に買ったガラスフィルムは、完全なフラット形状です。これね、「いやAnkerの製品情報にも曲面とは書いてないじゃん」って思うんですが、おそらく曲面なわけではなく、貼り付け樹脂面がほんのちょっと、画面周囲が厚くなっているとか、そのレベルなんです。手で端を触ってみると、確かに違うな、って分かる程度で、見た目では全然分かりません。ただ、この２つのガラスフィルムの画面端の作りには、明らかな作りの違いがあることが分かりました。

結論：しばらく様子を見よう

じゃぁ、そういうふうになっているものを選べば良いんですが・・・。同時に分かったことがあります。つまりは、どれが当たりでどれが外れか、客観的には分からない、という歴然たる事実も明らかになったと（苦笑）。

となるとやはり実績でAnkerフィルムだよなぁとなる訳ですが、とりあえずの対策として「現在のロットは避けてみよう」というのが、私の対策です（苦笑）。まだiPhone 7が出て間もない中、ガラスフィルムも今回は専用設計で作り直しになっているはずですから、ここらへんのノウハウというか、完成度が上がってくるには、多少時間がかかるんじゃないかと思っています。

もちろん、そういったレビューは敏感に見ておこうかな、と思いますが、兎に角、上記の通り、この製品選びは難易度が高すぎます。最後には個体差もありますからね。という訳で・・・自信を持って、しばらく様子を見ます。はい。